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【エアコンを購入時の見落としがちな罠】暖房能力は16畳用も24畳用も同じ!?

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エアコンを購入時の注意点やどのエアコンを買うべきかを適切に判断出来るようになるための情報の一部を記載する。続編は別日に予定中。

 

 今回はエアコンの暖房性能に目を向けた話を中心に紹介。

 

■最高出力時の暖房性能は大きく3つのレベルで分けられる

エアコンは6畳用から大きいもので26畳用まであるが、実は暖房性能は3つのレベルでだいたい区切られている。

具体例

 6、8畳用    :暖房性能6kW

 10~14畳用:暖房性能8kW

 14~26畳用:暖房性能12kW

 

この例だと14畳用エアコンと26畳エアコンの暖房性能(MAXの能力)は同じ。

これはカタログの最大暖房能力の記載を見るとちゃんと書いてある。

定格暖房能力という値もカタログに記載してあり、この値は畳数に比例して上がっていくが、最大能力の参考にはならない値なので注意。

 

もちろんメーカーによってもっと細かい分かれ方をすることもあるが、一般に暖房性能はこのような特徴を持つことが多いということは頭に入れておくべき。

このことがわかっていれば6kWの暖房能力を望むなら6畳用、12kWの暖房なら14畳用を買えばお得ということが判断出来る。

 

しかし冷房に関しては畳数に比例して冷房能力も上がるので注意。

 

■ハイエンドのエアコンは販売側の利益が大きくコスパ悪い

エアコン発売当初は14畳用と26畳用で暖房性能が変わらないのにエアコンの値段は倍近く異なる。だが時が経ち次機種のモデルが出たら26畳用のエアコンが14畳用の値段に寄ってくることがよくある。

このことから26畳用は販売側の利益がその分乗っていることが伺える。

それでも26畳用を買いたければ、新モデルが出て1つ前の旧モデルが安くなったときにそれを買うというのがお得か。

 

■カタログの低温暖房能力の想定温度が甘い

暖房は部屋が寒いとき、カタログ記載の最大能力よりも低い値しか出ない。

カタログに低温暖房能力が記載してあるのは上記の理由。

しかしカタログの低温暖房時のスペック値は室外2度、室温20度を想定しており実際はもっと寒い状況があるということ。

そのことも見越して寒い地域や寒い部屋に設置するエアコンは暖房能力のスペックを1段上の物を購入することを検討してみると良い。

 

■まとめ

  • エアコンの暖房能力は大きく3つに分かれる。
    区分ごとの一番小さい畳数のエアコンを買うとコスパが良くなる。

  • 26畳用などハイエンド機種は販売側の利益が乗っていてコスパ悪いかも
    どうしても買うなら値下がりしてからがおすすめ

  • 室外2度以下の地域に住んでいるならカタログの低温暖房能力の値より+αのスペックが無いと寒い思いをする可能性あり。1ランク上のエアコン購入すると安心。